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             白木蓮

 ハクモクレン(玉蘭) 「Magnolia denudata]が真っ白な大きな花を咲かせた.Photo_4 ”花の命は短くて~”の名文句が有るが、この花は数日で落下し始めている.
昨年は霜に逢って茶色になり,開花せずに落ちてしまった.花が弱いのかもしれない.
 モクレン(木蓮)は英名Magnoliaと言い、この仲間は今日、地球上で花の咲く木の中で、他とは桁違いに古い時代(1億年以上)から生き続けてきた木として有名である.此の事を知って花を見ると、感銘を受けるものが有る.
昨年11月8日のBlogに書いた”メタセコア”も中世期末から生き抜いてきた、生きる化石として有名である.
 所謂モクレン(シモクレン、モクレンゲ)は紫の花である.共に中国原産であるが、前者は高木で後者は低木である.
 昨11月8日のBlogの”ホオノキ”は”もくれん科”の仲間である.
 Img_0542_blog_2                                                  白木蓮の花の木間に 飛ぶ雀 遠くは行かぬ 声の寂しさ             北原白秋

       

                   

                     

                   小さな池の春

  我が家の5坪足らずの小さな池にも春が漸くやってきた.Img_0563 此の小池は昨年11月17日のBlogに”蒔かぬ種”として紹介した.35年程前に庭師に滝や噴水のある小さな池を作ってもらい、大きい錦鯉を何匹も 飼った.
然し其の数年後、台風の被害で排水路が壊されてしまった.50~60m以上の排水路を直すのが大変で 其の儘にしておいた.
水が何時も綺麗に保てず、結局鯉の飼育は不可能になった.その後、友人から睡蓮、別の方からハスを貰い育ててきた.Blog_3
それから更に何年経った、5年ほど前、夕方になると、グー.グーと変な声がする.やがて其の正体は大人の手のひらより大きい蛙と判り2度びっくりする.ヒキカエルらしい.日毎に数も増え、1時は盛り上がって重なりあう程増えた.やがて池1面、あの帯状の卵で1杯になった。その後、間も無く蛙達は池から全く消えていった.
蛙合戦の話は聞いた事は有るが、何れも深い森に囲まれ、苔むした石が点在する様なお寺の大きな池である.これが蛙合戦なら我が家の小池に起こるとは夢想だにしてなかった.Img_0553                                                          蛙は池に浮かんでいても、人の足音に敏感に直ぐ潜ってしまう.其の生態写真を撮るのは本当に難しい.
  其の蛙が陸上では蛙飛びどころか、全くよちよち歩きだ.近付いてひっくり返されも、もたもたともがいている.敏感な蛙のイメージが全然無い.
  我が家の周りは殆んど住宅、少しは畑もあるが蛙の棲めるような小川や湿地など全く無い.オタマジャクシから孵った何万もの子蛙も、何時の間にかすっかり居なくなってしまった.彼の蛙合戦の池には、何里も離れた所から山越え川越えて集まると、聞いたことが有るが、我が家の池にも遠くから来るのだろうか.車の往来の激しい道路を幾つも越え、猫、ハクビシン等の獣の外敵、烏等の被害に晒されながら、彼らは何処から現れ、何処え行くのだろうか.子孫維持の為とはいえ、難渋辛苦の生活だ.彼らの取り巻く環境の変化に、毎年蛙の数が少なくなっている。

      いわまつ(いわひば)

   4月、度重なる春の雨にイワマツも青みを帯び生き生きして来た.厳しImg_0543blog い寒さ、旱に本当に強い植物だ.雨が幾日も無いと、葉が赤く内に丸まって萎れてしまう.枯れたと誰もが感ずる程であるが.それが、1度雨があれば忽ち葉が青く生き返る.
イワマツはイワヒバ(巻柏)又(岩桧葉)とも称し、其の葉をつけた枝がヒノキの小枝似てそっくりだガ、実は羊歯植物で松、桧とは全く無縁、寧ろに近い.ごく近い仲間にクラマコケがある.

Img_0560 他人から別けて貰ったり、旅行の土産に買ってきたり、自分でも採りに行った.今は名だたる場所にも殆んど見掛けなくなったようだ.
そこで殖やしたい.偶に、離れた良い処に胞子繁殖で育って居る事もあるが、1~2箇所で稀である. 好みの場所に増やすには、刺し芽繁殖が普通であるらしい.此れを実施してみたが、幾度も失敗、難しい.結局止めてしまった.Img_0546blog                                                                           

私は4~5ミリ位の胞子で育った苗を好きな岩に植えつけている.完全に定着し失敗はないが、3~4年経っても全く大きくならない.辛抱強く待つより仕方が無いのかもしれない。 
 .園芸品種も多く東西番付表などある

Img_0562blog . 

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コメント

連休も後半となってしまいました。例年の如く、予定していた諸事は思うように捗りません。「今日やるべきことは今日やれ」という人に「今日やるべきことは明日やれ」という人もいて 諸事万端戸惑いの人生です。
さて、我が家の半日陰を明るくしてくれるモクレンも中国源産だったのですね。見回してみればほとんどが外来種かもしれません。風土に合えば、あるいは環境に適応して生き延びていくんですね。生命力の不思議といいますか、たくましさに改めて感動いたします。
我が家のイワヒバはいつもほったらかしで、「枯れちゃったかな」と思うほどチリチリになっていても雨が降ると青くなってくるので、よほど乾燥に強いんだなと、いつも感心させられます。 本当は盆栽にして愛でてやらなければ可哀そうだととは思っているんですが・・・・。

投稿: 今日四朗 | 2008年5月 5日 (月) 03時39分

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