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2007年12月

大根

    大根は医者を青くする

10月5日に投稿した”大根には落胆”の大根も愈々収穫の時期が来た.あの頃は今年は収穫は殆んど駄目かと諦めざるを得ない状態だった.萎れた物を抜き、其の後にまた種を蒔いた.2度もである.諦めていた事と、何だかんだと割合忙しくて、施肥も、消毒も全然しなかった.此れでは良い物が出来る訳が無い.専業で無い気安さかもしれない.   

Img_0445jpg_1 .   11月も半ば漬物をする時期となった.今年は出来が良い、と言う話がちょくちょく耳に入って来て居た.我が家はどうせ駄目だろうと気にもしなかった.

 大根(radish)には春夏秋、夫々の種類があるらしいが、春は我が家はほんの時無大根、小かぶしか作らない.  いや気温的に作れないのだ  

Img_0444jpg_2  秋大根は量を少なく、種類を多めにして蒔いた.聖護院、大蔵、総太り、宮重、ビタミン(支那)大根などだが,今年は伊勢タクアンを関西の種苗屋から取り寄せた.   

  兎に角収穫した. ビタミン大根など漬物用、おろし用はまあまあであった.然し大蔵、総太りなどは鍬を使わないと取れないほど大きくなっていた.我が家でも、まあまあ良く育っていたのだ.  

農業は人力によりある程度は違いは有るだろうが、日照時間、雨量など天候によって多く支配される事大で、私の様ないい加減な百姓にも恩恵があったのだ。幸運と言うほかはない。

"大根が出回りだすと医者が嫌な顔をする"と言う諺があるらしい.知らなかった.大根に含まれるジアスターゼ(diastase)により胃病の患者が減るというわけらしい.      

    話が逸れるが、ジアスターゼといえばコウジカビ(麹黴)よりタカジアスターゼを抽出した世界的に著名な高峯譲吉博士を忘れることは出来ない.胃弱だった私の親父は食後に此の薬をよく飲んでいた.アドレナリン(adrenalin)も博士の発見である.

Img_0450l見事な美脚大根     

 

よく、ずんぐり太い脚 の例えに”大根脚”と言われている.種類にもよるが、大根はずんぐり太く長い物が多い.

ところが違う.今年初めて作った伊勢タクアンは大小の多少の違いはあったが.二股、中には三股にも分かれた大根が幾つもあった.

普通の種類の場合有っても2~3本と珍しい.スラーと細く、くの字に2本揃って伸びた艶やかな物、2股がむっちりと白っぽく肉感的な物など、上手く表現出来ないのが残念だが自然の妙と言うべきだろう.将に美脚大根である. 

如何して出来たのか、農業に詳しい知人によれば栽培が浅かったか、小石に阻まれたかではないかとの事だ.ホルマリンにして保存しなかった.来年作っても同じように出来るだろうか?.

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